リフォーム前のインスペクションが、リフォーム営業や受注の質を変える

平成30年度の「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の通年申請タイプの交付申請期限は延長され、平成30年12月21日の締め切り日が、平成31年1月31日に予定変更されました。交付申請期限まで残り約3か月(2018年10月26日現在)ですが、お客様にはリフォーム後の安心と補助金によるお得感があるため、対象となる工事があれば是非チャレンジしたいものです。

「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の補助金申請を、弊社は一級建築事務所として、住宅会社・工務店さんやリフォーム会社さんとタックを組み、リフォーム計画や評価基準の適合確認、インスペクション、耐震診断と補強計画を積極的に行っています。

【インスペクションの重要性を認識】

「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の交付申請は、リフォーム工事前にインスペクション(建物状況調査)をすることが必須要件です。このインスペクションは、既存住宅状況調査技術者(国交省の告示による)の登録資格を持つ、一級建築士、二級建築士、木造建築士が行うことが定められています。

インスペクションを積極的に行うようになってから、インスペクションは補助金申請のためだけではなく、リフォーム計画を行う上で非常に重要で欠かせないものだと考えるようになりました。
既存住宅は、調査・診断してみると住まれている方が、全く気付かない問題点を発見することが多々あります。このまま知らないでいると、住宅の劣化により住宅の短寿命化だけでなく、安全性にも関わる事態にもなります。

インスペクションは、「目視や計測等を中心とした非破壊による現況調査」とされています。しかしサクラ・ワークのインスペクションは、目視できる範囲のみの検査では、住宅の劣化状況やリフォーム範囲を把握するのは不十分と考え、既存図面や仕様書を現場と照らし合わせてチェックし、目視にプラスして床下や天井裏に入って診断し、その部分の写真撮影も必ず行います。またリフォームで壊す計画が先にあれば壁などを少し壊し、躯体内部の劣化事象の診断や筋交いなどを診て耐震性についても考察することもあります。

【リフォームは開けてみないとわからない、本当???】

キッチンやお風呂などの水廻りリフォームで、家の診断をしないでリフォーム工事を行おうとするのはタブーだと考えます。

リフォームは「開けて(壊して)みないとわからない」とよく言われますが、本当にそうでしょうか?もちろんそのような場合もありますが。

キッチンを取ったら土台が腐っていた、床下が水漏れしていたなどの事件が起こり、工事内容が変わり見積もり変更、工期変更、工程変更、極めつけはクレームや赤字工事になるという悪い事態を生みだします。

いわゆるこのような行き当たりばったりのリフォーム工事を避けるためにも、あらかじめ床下、屋根裏までも含めたインスペクションをしておくとリフォームの工事計画をスムーズに作成することができます。さらには、お客様の住まいの性能向上と安全性を高める視点で良いリフォーム提案ができ、「良く気づいてくれた。調べてもらって良かった」という感謝の言葉をいただいて、リフォーム範囲が拡大することが多くあります。そのリフォーム工事が、顧客満足となり紹介をいただくことにもつながります。

営業トークの手法も欠かせないものですが、正しい知識と技術で行うインスペクションは、お客様から信頼性を得ることができ、リフォーム営業の仕方と受注の質を変えることに役立ちます。

【インスペクションについてのご依頼や研修はサクラ・ワーク株式会社まで】

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