令和3年度(2021年度)10月「住生活月間」の情報 省エネ健康住宅、超高齢社会の住まい
令和3年度住生活月間「楽しいな未来の私のおうち時間」
10月1日(金)~31日(日)は「住生活月間」です。
令和3年度の住生活月間は、コロナ禍の住まい方を印象付ける「楽しいな未来の私のおうち時間」というキャッチコピーで、中央イベントや住生活月間フォーラム、全国各地でのシンポジューム・セミナー・イベント・コンクールなど各種の住宅に関する催しが開催されます。
(※参照:国土交通省 報道発表資料「令和3 年度「住生活月間」を実施します」令和3年9月9日)
「住生活月間」とは
「住生活月間」は、当初は「住宅月間」と言われていました。
住宅月間は、1989年(平成元年)に建設省(現在の国土交通省)が「国民の住意識の向上とゆとりのある住生活の実現」のために制定し、毎年10月に住生活についての様々な行事を行っていました。
2006年(平成18年)6月8日住生活基本法が公布・施行され、それを受けて2007年(平成19年)10月より名称を「住生活月間」に改められました。
10月の1か月間は、国土交通省が中心となって国民の住意識の向上や豊かな住生活を実現するために「住生活」に対する幅広い分野で様々な団体によって、総合的な啓発活動が行われています。
令和3年の住生活月間の目玉イベント・フォーラム情報
今回は省エネ健康住宅と、高齢化社会の住まいのあり方についての2テーマが目玉になっています。我々、住宅・リフォーム関連業界の者には、大変勉強になる内容だと思います。ZEHなどの省エネ住宅、高齢化対応、IoTやAI等を活用した住まいに関する情報を得る機会でもあり、お客様にもこれからの住まいのあり方について知っていただく良い機会にもなります。
■第33回住生活月間中央イベント
★住まいフェス in 京都
会 期:令和3年10月16日(土)~10月17日(日)
会 場:国立京都国際会館 1F Annex ホール
テーマは『「新たな日常」をもっと快適に~働く・子育て・災害対策・脱炭素」 家族とミライがつながる省エネ健康住宅~』です。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー住宅)や、地震や災害に強い住宅、品質の高い資産価値のある住まいや高齢化社会でのまちづくりなどについての情報が得られる住生活の向上に役立つ最先端の情報などの各種の展示が行われます。
但し、緊急事態宣言又は蔓延防止重点措置の場合は、展示会場への入場はできない場合もあるので事前に開催されるかの情報をホームページで調べると良いでしょう。
★展示場のヴァーチャルツアー
ホームページの「住宅・すまい Web」上で展示場のヴァーチャルツアーが実施されます。会場に行けない場合でも展示場の様子を見学することができます。(※参照:「住宅・すまいWeb」運営:一般社団法人 住宅生産団体連合会)
住宅・すまいWebでは、住生活月間中央イベントの情報や開催行事や長期優良住宅の情報についても発信していますので、ご覧になってはいかがでしょうか。
■住生活月間フォーラム
1部は大月敏雄氏(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授)の基調講演で2部はパネルディスカッションになっており、WEB配信で自由に視聴できます。
■「超高齢社会における住まいを考える」 ~人生100年時代の住生活のあり方~
開催日時:令和3年10月26日(火)14:00~16:30
開催方法:WEB配信(視聴申込みは必要なし)
【主催】 住生活月間実行委員会 【後援】 国土交通省
新型コロナウイルス感染症による「新たな日常」の中で、環境性能の向上や超高齢化社会における高齢者のニーズに応じたサービスの提供が課題になっています。
超高齢社会における住宅と健康の関連性、IoTやAI等を活用した住生活関連サービス、住宅資産を活用した金融サービスなどについて基調講演とパネルディスカッションが行われます。
詳しくは、住生活月間のオフィシャルサイトに記載されています。
(※参照:「住生活月間オフィシャルサイト」住生活月間実行委員会事務局)
地方公共団体や実行委員会会員団体の様々な関連行事についても住生活月間のオフィシャルサイトに掲載されています。