令和4年度(2022年度)経済産業省の予算概算要求 ZEHと省エネリフォームの補助金
経済産業省の令和4年度の予算概算要求は1兆4,026億円
経済産業省は2021年8月31日に令和4年度(2022年度)「経済産業政策の重点、概要要求・税制改正要望を公表しました。概算要求額は、一般会計(エネ特繰入れを除く)、エネルギー対策特別会計と特許特別会計を合わせた総額は1兆4,026億円でとなり、前年度当初予算額と比べると11.9%増となっています。
※出典:経済産業省「令和4年度経済産業政策の重点、概算要求・税制改正要望について」
重点策は 成長を続けられる産業構造の構築
経済産業政策の重点として、コロナ禍の状況を踏まえて、新たな付加価値を中長期的に獲得し、成長を続けられる産業構造の構築を掲げ、求められる「価値」の実現と「経済」の好循環の同時達成を目指しています。
令和4年度の経済産業省の住宅関係補助金は、ZEHと省エネリフォーム
住宅に関係する施策は、令和4年度 資源・エネルギー関係概算要求の概要で示されています。
「2050年カーボンニュートラル/2030年GHG排出削減目標の実現に向けたグリーン成長戦略の実現等による「経済」と「環境」の好循環」
■次世代型ZEHの普及や、大規模建築物のZEB化に向けた実証」
~住宅・建築物需給一体型等省エネルギー投資促進事業【89.0億円】~
住宅・ビルの徹底的な省エネ推進のためにZEHやZEH+の実証の補助金や省エネリフォームに補助金が出る予定です。
この支援により、ZEH、ZEB、次世代建材の普及拡大を目指すとしています。
① 現行のZEHより省エネを更に深堀り
太陽光発電の自家消費率拡大を目指した次世代ZEH+等の実証
② 先端的な技術等を導入した大規模建築物の ZEB 化実証
③ 既存住宅の改修に対し、先進的な建材や工法を用いた省エネリフォームの実証を支援。
環境省からもZEHの補助金が予算概要に入っていましたので、来年度も経済産業省と環境省の連携で行われる予定です。
※出典:経済産業省「令和4年度 経済産業政策の重点(令和3年8月)
※出典:経済産業省「令和4年度 資源・エネルギー関係概算要求の概要(令和3年8月)」
この記述は令和3年9月4日現在の情報です。今後、変更される可能性もあります。
詳細については、令和4年度の予算成立以降になります。