令和元年度補正予算案閣議決定 「住宅・リフォーム関連の補助金は?」
政府は本日閣議決定された令和元年度補正予算案を、年明けの通常国会に提出する方針です。
国土交通省と経済産業省の補正予算案の概要
【国土交通省関係 令和元年度補正予算案の概要】
国土交通省の補正予算の総額は12,634億円で、災害からの復興・復旧に重点を置いた予算となっています。
令和元年12月5日に閣議決定された「安心と成長の未来を拓く総合経済対策」において 取り組む施策として掲げられた次の三つの柱の項目に必要な経費を計上しています。
・災害からの復旧・復興と安全・安心の確保 :1兆1252億円
・経済の下振れリスクを乗り越えようとする者への重点支援 :103億円
・未来への投資と東京オリンピック・パラリンピック後も見据えた経済活力の維持・向上 :1279億円
【経済産業省関係 令和元年度補正予算案の概要】
経済産業省の補正予算案は、東日本大震災対応を除き、総額9,135億円で、過去10年間で最大規模の予算案です。三つの柱の次の項目に必要な経費を計上しています。
・災害からの復旧・復興と安全安心の確保:880億円
・経済の下振れリスクを乗り越えようとする者への支援:4318億円
・未来への投資と今後を見据えた経済活力の維持・向上:3936億円
住宅・リフォーム関連の補正予算案の情報
【国土交通省では子育て支援の既存住宅リフォーム支援】
「未来への投資と東京オリンピック・パラリンピック後も見据えた経済活 力の維持・向上」の予算案項目の中に「子育てしやすい生活環境の整備」として住宅・リフォームに関係する支援を予算計上しています。
■子育てしやすい生活環境の整備
子育てフレンドリーで安全な都市の実現: 11,680 百万円
子育てしやすい都市づくりを推進するため、職場に近接して子育て支援施設を導入する事業等や子育てしやすい住宅ストックへのリフォームに対して支援を行うとともに、子どもの遊び場や親子で休息できる芝生広場等の都市公園の整備を推進。
具体的には、来年の補正予算成立後に公表されますが、子育てしやすい三世帯同居改修や長期優良住宅化リフォーム等の既存住宅のリフォームの補助金が出ます。
【経済産業省では蓄電池等を備えたZEHの支援】
「台風災害を踏まえた防災減災、国土強靭化の推進」の予算項目の中で、ZEH等の支援を予算計上しています。
■蓄電池等を備え災害に強いゼロエネルギーハウス等の導入支援(20億円)
停電時でもエネルギーを継続利用できるよう、蓄電池等を備えたゼロエネルギーハウス等の導入を支援。
台風第15号等の災害を教訓に、国民生活や経済活動に不可欠な電力・燃料の安定供給を確保するための施策を推進することが目的です。
具体的には補正予算成立後に公表されますが、蓄電池等の停電時にも強いZEHの補助金が出ることが予想されます。
補助金を活用することは、お客様にお得な住宅・リフォームを提供できる受注力にもつながり、営業や施工技術の能力アップにもなります。またお客様に対するアピールにもなります。
「コミュニティZEH」「ZEH+R」の支援に20億円!
サクラ・ワークSsapoに、12月16日に更新された情報を掲載いたしました。
経済産業省の補正予算案が公表され、「コミュニティZEH」「ZEH+R」に20億円の支援が確保されました。
サクラ・ワークSsapoの『令和元年補正予算案閣議決定 「コミュニティZEH」「ZEH+R」補助金に20億円』をご覧ください。